がむしゃらを辞めて、ぬるぬる生きる(笑)

2021年4月4日

さて、本日もブログを更新していきます

ここ最近はぬるぬると生きている僕ですが、体感値として人生は楽になっている傾向にあります

というのも、そもそも僕は

  • 大手企業で正社員で生活
  • 音楽の為に大手企業を短期間で辞める
  • 派遣社員として長時間労働
  • 音楽家として独立
  • 学習のために、ベンチャー企業に就職
  • 楽な生活のために、ベンチャー企業に転職

という感じで、破天荒な人生を生きてきておりますが、最終的に自由に使える時間は増えているし、将来的な不安もなくなってきております

ということで、僕がこんな生活を手に入れるためにとってきた戦略の中で、割と重要だったことを紹介します

がむしゃらに頑張っているんだけれど、なかなか結果が出ずに新しくやることが何もかもやめたくなってしまった人は参考になるかと思います

がむしゃらの生む危険性

とりあえず、僕が今の生活を手に入れるために意識していたことは

がむしゃらに頑張るのをやめる

ということです

ガムシャラがどれくらいの定義かっていうと、毎日平均的な睡眠時間が4時間前後の生活です

仕事が終わって帰ったら、副業をして睡眠時間をごりごりに削って頑張る

具体的にはこんなイメージですね

25歳ぐらいまではそんな生活でも成果が出なくてもなんとかやれるんですけど、25歳を過ぎてもそんな生活をしていると、自分がやりたかったことってこんなことなの?

と、自分の人生を疑うようになりました(笑)

というのも、がむしゃらに頑張って副業をしたとしても、その結果自由に使える時間が増えなければ、幸福度って高まらないんですよね

僕が個人的に感じている、が、むしゃらに頑張る危険性は以下の三点だと思っております

  • 判断力の低下
  • 生産性の低下
  • 幸福度の減少

さらっと書いているんですけれど、わりとみんな気がつかずにこのトラップに陥っているかと

ちょいとばかし具体的に解説しましょう

判断力の低下

当たり前なんですか、睡眠時間を削ってまであれこれやっていると判断力が大幅に低下します

判断力が低下すると、何がやばいかっていうと、効率が悪い、やり方をずっと継続してしまうことなんですよね

例えば一つの仕事が8000円かかる仕事があったとして、2時間で終わらせることが出来れば、時給は4000円

8時間かかってしまえば時給は1000円なわけです

両者にはそれぞれ6時間もの差があるわけで、一か月に10日間働くだけでも120時間もの差になります

さらに12ヶ月となれば、年間で1440時間もの差になります

お金に換算すれば、2時間で仕事を終わらせられる人は、時給4000円かける1440時間で576万円の収入の差になります

もちろんこんな単純に時給の高い仕事があるわけではないんですけれど、判断力が低下していると、これぐらい大きな機会損失って簡単に生み出しちゃうんですよね

時給の低い仕事は切り捨てて、時給の高い仕事を選んでいくっていう判断力がなくなるのは結構やばいです

生産性の低下

がむしゃらに頑張っていると、行動すること自体が目的になってしまい、長時間仕事をやっている俺ってカッコイイ

という地獄行き確定コースです

先程も言いましたが一つの仕事を終わらせるのに1時間かかる人と4時間かかる人では圧倒的に生産性に差が出ます

これが判断力が鈍っていることと重ね合わせて収益に大きな影響を与えます

独り身の人は時間を無駄にしてないからいいんじゃないか?

とか思いますよね?

少なからず僕は27歳までに死ぬ予定で行動してたので、そう思っておりました

ですが、そんな僕も実際のところ結婚してしまうと家族を養っていくだけの収入がないといけないし、それなりに自由な時間がないと焦っちゃうんですよ

たとえ今独り身であったとしても、生産性が高い仕事をやるっていうのは、長期的に人生を見た時にかなり重要なんですよね

幸福度の減少

一つの仕事を1時間で終わらせれる人は残りの3時間を家族と過ごす時間にも使えるし、勉強する時間にも使えるし、ゆっくりと遊ぶ時間にも使える訳です

両者には1日3時間ものを自由に使える時間に差がある訳ですね

こうなってくると必然的に普通にサラリーマンで仕事をして家に帰ったらダラダラしている生活をしている人の方が幸福度は高まります

そりゃそうですよね?

サラリーマンをやっておけば、安定した収入はあるし、家に帰れば完全に自由な時間なんだから、それなりに好きな遊びを十分に楽しむこともできる訳です

少なからず副業を行っている人は、サラリーマンが持っている自由に使える時間を切り売りしてやっている訳です

そんな貴重な時間を使って成果が上がらなければ、むしろ何もしてない方が良かったんじゃない?とか思い出しちゃうんですよね(笑)

副業をはじめて独り身である時は、成果が出なくても別に問題ないんですけど、結婚したり、家族を持つってなると、それなりに自由に使える時間がなければ、必然的に幸福度は下がるわけですね

という感じで、がむしゃらに頑張ってもいいことってほとんどないんですよね

もちろんがむしゃらに頑張る人を全員否定するわけではないんですけれど、少なからず僕は過去に大きな失敗を犯してきた訳です

まぁ、どんな失敗をしたかっていうのをちょっとお話ししましょうか

実際にしてきた失敗

僕が実際にしてきた失敗は、とにかく自分が好きな音楽だけで稼いでいこうとしたことです

聞いただけでやばいですよね?(笑)

音楽で稼いでいくっていうだけでもめちゃくちゃハードルが高いことなのに、さらに自分が好きな音楽で稼いでいく

これってもはや生きているうちに、落雷に遭って死ぬぐらいの確率ではないんでしょうか?

ですが15歳ぐらいの頃に決めた夢に向かって僕はひたすらに努力をし続け、26歳の頃にやっと、そこそこ好きな音楽で稼げるようになりました

ちょいとばかしネットを見てみると、明らかに自分が積み重ねてきた努力よりも、少ない量で、楽に稼いでる人ってめっちゃいたんですよね(笑)

さらに一番大きかった出来事は、派遣として工場で働いている時に、自分よりも簡単な仕事をしている男の子が、僕よりも時給が高いことを知ったことです

彼は祖父が国家公務員だったそうで、退職時に退職金として1億円ほどもらったらしく

その1億円で土地を買って、彼の両親はローンを組んで1棟のマンションを建設

あと、3年も経てば、マンションのローンを完済できるから、毎月100万円近くの不動産収入が、彼の両親には入る

そして彼は「あと、3年この工場で仕事をしたら、アメリカで好きな車に乗って自由に生きていきます」と言っていたのを今でも覚えてます(笑)

彼のように両親に恵まれた人は別として、僕が別の時間の使い方をしてれば、彼とも出会うことはなかったはず…(笑)

このことに気づいた僕は、その頃からがむしゃらに頑張ることより、成果が出ることに対してちゃんと時間をかけるということを意識してきました

それから、音楽で稼いでいくよりか、他の方法で稼いだ方が、そんなに労力をかけずに稼げるということに気づき、時間をかける方向を変えてきた訳です

ということで、今ではぬるぬる生きている割に幸福度が高い生活が送れています

まぁ、どんなうまみがあるのかをちょいとばかしお話しましょうか

ぬるぬる生きる”うま味”

がむしゃらに生きるのをやめて、ぬるぬる生きてきた最大のうまみは以下の三点です

  • チャンスに動ける
  • 成長できる
  • 今を楽しめる

思った以上にメリットがありすぎたので、ちゃんと具体的に解説しておきます

チャンスに動ける

ぬるぬる生きる中の最大のメリットがチャンスのタイミングで思いっきり活動できるということです

今までの僕は常にヒットポイントが10以下の状態で生きていたので、その状態でチャンスに飛びついたとしても、なかなか良い成果が出ませんでした

というより、ヒットポイント10の状態で更に頑張るから、効率が悪すぎたんですよね(笑)

本当なら20時間ぐらいで終わる仕事も120時間ぐらいかけてやってましたもん

今となっては完全に笑い話なんですが、もしも当時から十分に余裕を持って生活ができていれば100時間もの時間に差が出る訳です

100時間ってさらって言ってますけど、約4日間ですからね

4日間もあれば新しいスキルアップのための学習も出来ていただろうし、もっと仕事を獲得するための改善にも時間を当てられていただろうし、言い出すとキリがないくらいたくさんのことができた訳です

最近わりかしら副業がブームになっているんですけれど、過去の僕が犯したミスを犯している人がかなり多いんですよね

詳しい話は「」こちらに書いているんですが、チャンスに動けることはとても重要です

成長できる

当たり前なんですが、時間に余裕があるとその時間を、成長する時間に当てることができます

1日2時間筋トレができる人と、全く筋トレができない人では年間732時間以上の積み重ねの差が生まれます

そんなに筋トレしていたら、逆に非効率なんですが、例え話なので、スルーしてください(笑)

こと副業に置き換えて見れば、スキルアップできるっていうのは、ほぼ稼げる金額に直結しちゃうんですよね

クライアントの人がやって欲しい仕事を十に対して20やれることができれば、もっとたくさんの人から仕事をもらえるわけです

これが成長ができなければ、いつまでたっても低い単価の仕事を繰り返して稼ぐしかないんです

成長することができれば、作業的な仕事から抜け出すことができるんですよね

逆を言えば、成長をしていなければ、いつまでたっても、時間を切り売りする作業になってしまいます

作業をしている限りはどれだけ時間をかけたところで、あんまり生活は楽にならないんですよね

今を楽しめる

当たり前ですが、仕事をすぐに終わらせることができるようになれさえすれば十分に自由な時間って増えるんですよね

僕の場合は自由な時間なんかどうでもいいから、とにかくがむしゃらに頑張ってなんとか夢を叶えてやるんだ!!

とか思ってたんですけど、その影響は20代後半になって大きく影響してきました

だって、他の人が寝ている間にめちゃくちゃ努力していたのに、収入に関しても自由に使える時間に関しても大した差はなかった訳ですよ

挙げ句の果て結婚する話になって、相手のご両親とお話をした時に「え。音楽で生活してるって大丈夫?」と心配されましたし。笑

今では笑い話なんですけど、正直、結婚する相手の両親から心配されるって焦るってレベルじゃないですからね

何が何でも今の生活変えないとやばいな…

これが本心です(笑)

自由に使える時間がなければ、それだけ家族と一緒に過ごせる時間もない訳です

せっかく人生を変えるために、普通の人だったら遊んでいる時間を副業に割り当てているなら、ゆくゆく少ない時間で高いパフォーマンスを出せなければ、楽になれないんですよね

少なくとも僕はそうでした

今はどうかって?

こうやって仕事中の合間にブログを書くぐらいに、うまく仕事もサボりつつ、楽しくやっている訳です(笑)

まとめ

ということで、がむしゃらに頑張るよりも、ぬるぬる生きた方がいいんじゃないのってお話をさせていただきました

わりとぬるぬると行動している僕ですが、仕事の生産性に関しては自信はある方です

がむしゃらに頑張るのは20代前半までにして20代後半になってからは本当に効率重視で動いていかないと、副業を頑張ったのに、たいして良い生活にはならなかったな

という非常に残念な経験になってしまいますよ

少なからず副業頑張っている皆さんは、今の生活よりも良い生活をしたいと思っているはずでしょう

であれば、たまにはぬるぬると行動してみるのもオススメです

本日もこんなブログをご愛読いただき、ありがとうございました