動画編集の副業は未経験から可能なのか?

動画編集の副業を始めたいけれど、自分は未経験だから大丈夫なのか不安だ…

むしろ今から未経験で参入しても稼げるのかわからない…

といった質問に答えさせていただきます

今回記事を執筆している僕は、動画編集という仕事をやってきた訳ではなく、完全に片手まで独学でスタートした未経験者でした

ですが、2020年10月からランサーズといったベテランの動画編集者がいるサイトでも、2ヶ月でそれなりの実績をあげることができております

そんな僕が未経験者の動画編集者でもちゃんと副業で稼げるのかどうかということと、実はあんまり語られていない、未経験者のメリットを紹介させていただきます

動画編集の副業は未経験から可能なのか?

結論

可能だし、むしろ未経験者の方が有利

ということで、動画編集の副業に関しては未経験者の方が有利です

これだけ聞いたら「いやいや、プロがいる場所で仕事をする時に、素人が役に立つわけないじゃん」という反論が飛んできそうですよね?

というか、実際問題、僕自身も「こんなにプロの人がいる中で、自分はやっていけるのか?」とか不安に思っていた時期がありました

ですが、実際のところ、動画編集の副業を実践してみたら「あ!未経験者の方が有利じゃん」と感じることが多々あったので、そこら辺を詳しく解説させていただきます

なぜ動画編集は未経験の方が有利なのか?

ということで、動画編集の未経験者の方が有利な理由がこちらです

  • 市場から求められているものが変化しすぎてる
  • TV局で求められる編集はどんどん不要になる
  • 新しいアイディア・編集の視点は未経験者の方が有利

僕も始める前は気づかなかったポイントだったんですけれど、ここら辺の理由から、動画編集の副業は未経験者の方が完全に有利です

市場から求められているものが変化しすぎてる

2年前の動画編集だと、Youtuberの動画編集だとか、テレビ局で流される動画だとか、ある程度動画編集の副業として依頼される動画はパターン化されていました

だからこそ、数年前までは未経験者よりも実績のある人が優遇される状態だったんですね

ですが、最近はどうでしょうか?

最近はテレビやYouTube以外にも、アマゾンや、ティックトック、さらには店舗など、さまざまな場面で、動画の需要は増してきております

理由は簡単で、「文字や画像よりも動画の方がコンバージョンが高いから」

コンバージョンというのは、簡単に言うと、売り上げの成果です

文字や画像だけの広告よりか、動画で伝えた方が多くの人が商品を買ってもらいやすい

ということに多くの人が気づいて、ここ最近は様々な媒体で、動画編集の仕事を依頼してほしいクライアントが増えております

こういった様々な媒体で再生される動画の編集に関しては「プロとしての視点より、消費者に近い視点も持つ、未経験者の方が有利」ということになります

実際問題、僕が動画編集の副業で仕事を取ってきた時も、消費者に近い目線で編集ができます

この一言だけで取れた仕事もありました

TV局で求められる編集はどんどん不要になる

ということで2つ目の理由が、テレビ局で求められているような編集はどんどん不要になっているからです

普通に考えたら、これから動画編集の仕事を始める人よりも、10年以上、テレビ局で、動画編集の仕事をやっていた人の方が有利じゃない?

と感じるかもしれませんが、それは完全な誤解です

もちろん編集するテクニックに関しては間違いなくテレビ局で、動画編集の仕事をしていた人の方が有利です

ですが、みなさん、最近テレビって見ていますか?

ぶっちゃけ見てないですよね?(笑)

というのも、テレビって対象が不特定多数の人々になっているから、最近の若い子たちにとっては、正直、つまらないものになっているんです

んでもって、テレビ局で10年以上仕事をしてきたような人達は、ぶっちゃけテレビ局ならではの、こだわりが体に染み込んでおります

こだわりが染みついて、仕事が早くできることはいいんですけど、動画編集で一番大切な「クリエイティブな能力」が著しく低下してしまうんですよね

皆さんも何かしらの仕事をしていると思うんですけれど、常に毎日、今やっている仕事に対して「革新的なアイデア」を思いつくことができますか?

おそらく無理ですよね?

毎日事務職でひたすらきた書類を右から左に流すような仕事をやっている人達は、確かに書類をさばく処理能力は半端なく高いです

だけど、いっそのことを、書類仕事は全部なくしてしまって、RPA【事務仕事を自動化するシステム】を導入してしまうようなアイデアは思いつかばない

そんな感じで、実は動画の編集に対して、変なバイアスがかかっていない未経験者の方が、これからの時代は有利になるんです

新しいアイディア・編集の視点は未経験者の方が有利

最終的に言えることが、未経験者の方が新しいアイデアや編集の視点については完全に有利になってくるんですよね

先程も言ったように、既に動画編集でそれなりに仕事をしたことがある人達ってある程度作業もテンプレ化されてきます

こうなってくると、新しい動画編集をやってみるっていう挑戦力もなくなってくるし、どちらかというと、動画編集の仕事自体が作業になります

もちろん中には、毎日自分の新しい可能性を求めてどんどんよりクリエイティビティーな映像を編集している人達もいますが(笑)

ですが、色んな媒体に対応した動画が編集できるのは、間違いなく未経験の動画編集者です

色んな考えが凝り固まっていない分、自由で新しい発想が思いつきやすいので、実は未経験の動画編集者って、副業をスタートするにはすごくいいタイミングなんですよね

という感じで、実は動画編集の副業に関しては未経験者の方が有利なんだよ?ということを語らせていただきました

とはいっても

動画編集の副業をやっていく時には、動画編集のベテラン勢達と戦っていかなくてはなりません

正直言ってしまうと、動画編集の仕事を任せたい人達は「未経験者よりも、ベテランに頼みたい」とほぼ100%の人たちが思っています

いくら未経験の僕たちの方が、新しい発想はあるんです!!と言っても、ベテランの動画編集者達には勝つことはできません

そこで、動画編集の未経験者だった僕がどうやってベテランの動画編集者たちを抜いていったのか紹介させていただきます

動画編集の未経験者がベテランに勝つためには?

完全に未経験だった僕が、ベテランの動画編集者たちに勝つために実践したことは以下の三つになります

  • 自分だけの強みを持っておく
  • 柔軟性で勝負する
  • 1対1対のコミュニケーションで差別化

実は、動画編集をやったことがない人達は、ここを押さえていないから、いつまでたってもベテラン勢にやられちゃうんです…

だけど、ここさえ押さえておくと、どんなにベテラン勢がいようとも、それなりに、動画編集の副業でも稼いでいくことができます

自分だけの強みを持っておく

未経験の動画編集者なら絶対に抑えなくてはいけない一つ目のポイントが「自分だけの強みを持っておく」ことです

ここで言う自分だけの強みとは、【動画編集の能力以外】を指します

極端な例を言ってみれば、日本中にいるどこの誰よりも鬼滅の刃が好きで、アニメに関しては誰よりも見ているから、パロディものの動画に関しては誰よりクオリティーの高いものを作る自信がある

といったように、自分の好きなことから派生することも強みになります

とは言っても、あなたが好きで仕方がなかったことが相手も必要としていることは、そうそうありません

だからこそ、自分の強みに合致しているクライアントを探していく必要があります

例えば、自分が好きで仕方がないゲーム(ドラクエなど)があった場合、その強みを実際に発揮して行くにはどうすればいいのか?このケースを考えてみれば

  • 自分は誰よりもそのゲームに精通している
  • そのゲームが面白いポイントを知っている
  • そのゲームで、どんな悩みを皆が持っているか知っている

この辺りを他の動画編集者よりも押さえておけば、ゲームの実況の仕事は獲得しやすくなる訳です

実際のところ僕が活用していた自分の強みとしては、アーティストとしての活動です

僕は15歳の頃からアーティストとして活動していたので、10年以上のキャリアがあり、

  • どうすれば知名度がない状態から、多くの人に知ってもらえるのか?
  • 特定の年齢層に刺さる編集とはどういうものなのか?
  • どうすれば最後まで動画を視聴してもらえるのか?
  • どんな曲を選べば、最後まで動画の視聴者の興味を引くことができるのか?

この辺を最大の強みにしていたので、

  • ゼロから YouTube のチャンネルを育てたい
  •  SNS も運用して知名度を増やしていきたい
  • 20~30代が興味を持つ動画を作成したい
  • 可能であればオリジナル BGM を使いたい

このような案件に対しては、ほぼ100%仕事を受注することができました

あなたがずっとやってきた仕事も武器になるので、一度自分だけのもつ強みを探し出してみてください

つまり未経験の動画編集者が、 ベテランの動画編集者がたくさんいる場所で仕事を獲得していくためには、 自分だけが持っている強みは必ず必要になります

柔軟性で勝負する

次に動画編集の未経験者が有利なポイントが、柔軟性があるということです

ここでいう柔軟性とは

  • 様々な動画の編集に対応可能
  • 修正に関しても対応可能
  • ちょっとしたお願いに対しても追加の費用は無し
  • ひとつの案件にじっくり時間をかけて取り組む

といったポイントです

動画編集のベテランてなってくると、ひたすらに時給を上げるために、

  • 可能な限りテンプレートの編集を使う
  • 新しい編集が追加になると追加の料金をもらう
  • 修正をするためにも追加の料金をもらう
  • 一つの動画の作成はできるだけ短時間で終わらせる

こういった編集方法をとります

つまり一言で言うと、動画編集のベテランほどに柔軟性ってなくなってくるんですよね

未経験の動画編集者が、隙をついて攻めるならここです

ベテランの動画編集者が持っていない、 編集の柔軟性をピックアップしておくと、仕事は受注しやすくなります

ベテランの動画編集者になってくると、できるだけ高い単価で仕事をこなしたくなるから、手間になる事や新しい編集ってあんまりやりたくなってきますからね(笑)

動画編集の副業を始めたばかりのやる気がある頃は、ベテランの動画編集者の隙を狙って攻めていってください

1対1対のコミュニケーションで差別化

最後に紹介しておくポイントが、一対一のコミュニケーションでしっかり差別化するということです

一対一のコミュニケーションとは、簡単に言ってしまえば、どれだけ相手の懐に入れるか? ということですね

ちょっと言葉にすると難しいんですけれど、要は「相手とどれだけ仲良くなれるか?」ですね

先ほども紹介したんですけれどベテランの動画編集者って出来るだけ時間をかけたくないから、あんまりコミュニケーションとかって取らないんですよね

こうなってくると、SNSやYoutubeで動画編集の仕事を募集している人がいた場合、未経験者の方が有利なんです

具体的には

〇〇病院の YouTube を開設するのですが、 YouTube の動画編集者を募集します

このような案件があった場合、大体のベテランの動画編集者は「ある程度決まったテンプレート文」で営業をかけて行きます

ぶっちゃけ、こういった動画編集者の募集に対しては、山のように応募が来ます(笑)

そんな時に、 一番大切になってくるのは「どうやって相手に覚えてもらうか?」です

動画編集の副業を始めたばかりの頃って、 別に仕事もそんなにないから時間的に余裕があるんですよね

で、その余った時間を使って、この案件を募集している人のツイートや実際に運営している YouTube チャンネルを片っ端から見て、営業かける時に感想を述べる

これだけでも、相手からしたら、凄く印象に残るんですよね

このテクニックはあんまり語られていないんですけれど、クラウドワークスなどで仕事を受注する時にもう結構使えるテクニックです

っていうのも、動画編集を外注する人って大体の場合自分で動画編集とかしてるパターンが多いんです

そういう時に、「〇〇さんは仕事が忙しい中、あれだけクオリティの高い動画が編集できるなんてすごいですね!」とか冒頭に添えるだけでも強烈に頭に残ります

ということで時間を余らせている、駆け出しの動画編集者の人たちは一対一のコミュニケーションに関してはベテラン勢よりも有利になることができます

まとめ

ということで動画編集の未経験者は、副業を実践していく際はめちゃくちゃ有利です(笑)

現に僕は、自分が未経験者だということを最大の強みだと思っており、 実際の営業でも最大限に活用しています

だからどれだけ、長年動画編集をやってきた人たちがいる場所でも、仕事を獲得していくことができたわけです

結構、動画編集の副業に乗り遅れたって思っている人が多いんですけど、 むしろ逆ですね

乗り遅れたと思っている人が多いからこそ、 今すぐに参入しておいた方がお得です

だって、みんな悩んで行動していないから(笑)

初めて数ヶ月でいきなり独立できました!!

とかも、今日紹介した方法で仕事を獲得していくことができれば、 夢ではありません

というか、 僕の場合このやり方で常に副業の範囲内で、 独立できるぐらいの生活費は毎月稼げるようになっております(独立できるけど、割とホワイト企業に就職できてるので甘い蜜を吸ってます)

っても、今日のブログではどちらかというと、 営業に関してばかり語ってしまったので、肝心な動画編集の始め方を知りたい方は、「動画編集の副業の始め方【初心者が月20万円を稼ぐまで】」を参考にしてみてください